
UPSとは?BCPとは?
病院・クリニックが今すぐ取り組むべき停電対策とバックアップ電源の重要性
医療現場において、最も許されないリスクのひとつが「電源停止」です。
診療中に停電が発生した場合、
・電子カルテが閲覧できなくなる
・レントゲンやCTなどの医療機器が停止する
・ナースコールが機能しなくなる
・監視モニターが停止する
・サーバーやネットワークがダウンする
といった深刻な事態が発生する可能性があります。
近年は地震や台風、大雨などの自然災害が増加しており、病院やクリニックにおいてもBCP(事業継続計画)の重要性が高まっています。
その中でも重要な役割を担うのが、UPS(無停電電源装置)です。
BCPとは?
BCPとは「Business Continuity Plan(事業継続計画)」の略称です。
地震や台風、停電、感染症などの緊急事態が発生した場合でも、重要な業務を継続し、できるだけ早く通常業務へ復旧するための計画を指します。
病院やクリニックにおけるBCPでは、
・患者の安全確保
・医療サービスの継続
・医療機器の維持
・情報システムの保護
が重要なテーマになります。
特に医療現場では、一般企業のように「業務を一時停止する」という選択肢がありません。
救急対応や入院患者の管理など、24時間365日継続しなければならない業務があるためです。
そのため、多くの医療施設でBCP対策の一環として非常用電源やUPSの導入が進められています。
UPSとは?
UPSとは「Uninterruptible Power Supply(無停電電源装置)」の略称です。
停電や電圧異常が発生した際に、内蔵バッテリーから瞬時に電力を供給し、接続された機器を継続稼働させる装置です。
通常の非常用発電機との違いは、切り替え時間にあります。
発電機は起動まで数十秒かかる場合がありますが、UPSは瞬時に切り替わるため、電源が途切れません。
つまり、
・電子カルテサーバー
・医療情報システム
・ネットワーク機器
・監視システム
などの重要設備を守ることができます。
なぜ病院・クリニックにUPSが必要なのか
病院やクリニックでは、一瞬の停電でも大きな影響が発生します。
例えば電子カルテシステムが停止すると、
・患者情報が確認できない
・処方内容が確認できない
・会計処理ができない
といった問題が発生します。
また、病棟では、
・ナースコール
・ネットワーク設備
などが常時稼働しています。
これらが停止すると、患者の安全にも関わります。
そのため医療施設では、「停電したらどうするか」ではなく、
「停電しても止まらない仕組みをどう作るか」が重要になります。
UPSだけでは十分ではない理由
UPSは非常に重要な設備ですが、UPSだけで長時間停電に対応することは困難です。
一般的なUPSは、
・数分
・数十分
程度のバックアップを想定しています。
そのため、長時間停電が発生した場合は別の電源設備が必要になります。
そこで重要になるのが直流電源装置や非常用発電設備です。
医療施設におすすめの電源構成
病院やクリニックでは以下の構成が理想的です。
第一段階:UPS(無停電電源装置)
停電発生直後をカバー
↓
第二段階:直流電源装置
重要設備へ安定した電力供給を継続
↓
第三段階:非常用発電設備
長時間停電へ対応
この構成により、
・瞬停
・数十分の停電
・数時間以上の停電
すべてに対応できます。
医療施設におすすめのUPS・直流電源装置
PUPS-B1200S 屋外対応 無停電電源装置
病院・クリニックのネットワーク設備や監視設備向けの高耐久UPSです。
・瞬断対応
・屋外設置可能
・高い信頼性
を備えており、BCP対策の中核として活用できます。
PUPS-S1KB 屋外対応 無停電電源装置
小規模クリニックや分院向けに最適なモデルです。
・コンパクト設計
・設置しやすい
・医療システムとの相性が良い
という特長があります。
PREC-S8KB 屋外対応 直流電源装置
長時間の安定給電を実現する直流電源装置です。
・通信設備
・サーバー設備
・監視システム
などの重要設備を継続運用できます。
災害時の医療サービス継続を支える重要な設備です。
まとめ|BCP対策の第一歩は「電源を止めないこと」
病院やクリニックのBCP対策において、最も重要なのは医療サービスを継続することです。
そのためには、
・UPS(無停電電源装置)
・直流電源装置
・非常用発電設備
を適切に組み合わせることが欠かせません。
災害時でも医療を止めないために、今こそバックアップ電源の導入を検討してみてはいかがでしょうか。



