
大規模ホテルのBCP対策とは?
UPS・バックアップ電源で備える停電リスク
大規模ホテルにおいて、災害時に最も避けなければならないのは「お客様の安全を守れない状態」です。
地震・台風・落雷・大雨などによって停電が発生すると、ホテルではさまざまな設備に影響が出ます。客室の照明や空調だけでなく、フロントシステム、予約管理、決済端末、監視カメラ、館内ネットワーク、自動ドア、エレベーター制御、防災設備など、運営に欠かせない機器の多くが電力に依存しているためです。
そのため、ホテルのBCP対策では「停電したらどう対応するか」ではなく、「停電しても重要設備を止めない仕組みをどう作るか」が重要になります。
そこで欠かせないのが、UPS(無停電電源装置)や直流電源装置などのバックアップ電源です。
UPSとは?
UPSとは「無停電電源装置」と呼ばれます。停電や瞬時電圧低下などの電源トラブルが発生した際に、接続された機器へ一定時間電力を供給し、機器停止やデータ破損のリスクを軽減する装置です。
大規模ホテルでは、特に以下のような設備にUPSが有効です。
・フロントの予約管理システム
・決済端末、POSレジ
・館内ネットワーク機器
・監視カメラ、録画装置
・サーバー、通信機器
・入退室管理システム
BCPとは?
BCPとは「事業継続計画」と呼ばれます。
災害や停電、感染症、システム障害などの緊急事態が発生した場合でも、重要な業務を継続し、できるだけ早く通常業務へ復旧するための計画です。
大規模ホテルにおけるBCPでは、次のような項目が重要になります。
・宿泊客の安全確保
・フロント業務の継続
・館内放送、防災設備の維持
・監視カメラによる状況確認
・予約・決済・顧客情報の保護
・スタッフ間の通信手段確保
ホテルは、災害時にも多くのお客様が館内に滞在している可能性があります。そのため、BCP対策は単なる設備対策ではなく、宿泊客の安心とホテルの信頼を守るための経営戦略といえます。
UPSだけでは長時間停電に対応しきれない
UPSは停電直後の電源トラブル対策に有効ですが、長時間停電への対応には限界があります。一般的に、UPSは短時間のバックアップや安全な停止、重要設備の一時的な稼働維持を目的とするケースが多いためです。
大規模ホテルでは、UPSに加えて、直流電源装置や非常用電源との組み合わせを検討することが重要です。
おすすめの考え方は、以下のような段階的な電源設計です。
第一段階:UPS
停電直後の瞬断や短時間停電による影響を軽減する。
第二段階:直流電源装置
通信設備、監視設備、制御設備などに安定した電力供給を行う。
第三段階:非常用発電設備
長時間停電時に必要な設備へ電力を供給する。
このように、UPS・直流電源装置・非常用電源を役割ごとに組み合わせることで、ホテル全体のBCP対策を強化できます。
大規模ホテルにおすすめのバックアップ電源
PUPS-B1200S 屋外対応 無停電電源装置
PUPS-B1200Sは、大規模ホテルのネットワーク設備や監視設備の停電対策に活用できる屋外対応UPSです。
・瞬断対策に対応
・屋外設置可能
・高耐久設計
・監視カメラや通信設備の保護に適している
ホテルでは、屋外の監視カメラ、駐車場設備、入退室管理、通信機器など、屋外・半屋外に設置される設備も少なくありません。PUPS-B1200Sは、こうした環境でのバックアップ電源として導入を検討しやすいモデルです。
PUPS-S1KB 屋外対応 無停電電源装置
PUPS-S1KBは、分散配置に適した屋外対応UPSです。
・コンパクトで設置しやすい
・小規模設備のバックアップに適している
・館内外の重要機器ごとに配置しやすい
大規模ホテルでは、フロント、事務室、防災センター、駐車場、バックヤードなど、電源を守るべき場所が複数あります。PUPS-S1KBは、必要な場所ごとにバックアップ電源を配置したい場合に適しています。
PREC-S8KB 屋外対応 直流電源装置
PREC-S8KBは、長時間の安定供給を重視した直流電源装置です。
・通信設備の電源維持に適している
・監視設備や制御設備に活用しやすい
・ホテルBCPの中核電源として検討できる
停電時でも、館内の状況確認やスタッフ間の連絡を維持するには、通信・監視系統の電源確保が重要です。PREC-S8KBは、ホテルの「止めてはいけない設備」を支える電源として有効です。
当社のPUPS-B1200S、PUPS-S1KB、PREC-S8KBは、大規模ホテルのBCP対策を支える電源ソリューションです。災害時でも宿泊客の安心とホテル運営を守るために、今こそバックアップ電源の導入を検討してみてはいかがでしょうか。



