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Article: データセンターの「0.1秒」を守り抜く

データセンターの「0.1秒」を守り抜く

データセンターの「0.1秒」を守り抜く

無停電電源装置(UPS)とは?直流電源装置と非常用電源も解説

AI需要の爆発と5G/6Gの普及により、データセンターの形態は劇的な変化を遂げています。ここで管理者が直面する課題が「電源のレジリエンス」です。「無停電電源装置とは何か?」「直流電源装置 との違いは?」「非常用電源 だけで足りるのか?」

データセンターの稼働を死守するための、電源設計を徹底解説します。

1. 基礎知識:無停電電源装置(UPS)とは?

無停電電源装置とは、英語のUPS(Uninterruptible Power Supply)の略称で、停電や電圧変動が発生した際に、接続されたサーバーやネットワーク機器へ「無瞬断」で電力を供給し続ける装置のことです。

なぜデータセンターにUPSが必要なのか?

データセンター内のサーバーやストレージは、わずかの「瞬停」でもシステムダウンを引き起こし、データの破損やハードウェアの故障を招きます。非常用電源として一般的な自家発電機は、起動までに数十秒のタイムラグがあるため、その「空白の時間」を埋めるUPSこそが、データ保護の第一防衛ラインとなるのです。

2. 通信・制御の心臓部を支える「直流電源装置」の役割

データセンターの設計において、UPSと並んで重要なのが直流電源装置です。

AC(交流)UPSとの違い

一般的なUPSはAC(交流)を出力しますが、通信機器や一部のサーバー内部はDC(直流)で動作します。AC-UPSから給電すると「DC(バッテリー)→AC(UPS出力)→DC(機器内部)」という二重の変換ロスが発生し、熱としてエネルギーが失われます。

直流電源装置(DC-UPS)は、バッテリーからダイレクトにDCを供給するため、

1.変換ロスの最小化(省エネ・発熱抑制)

2.システムの単純化による故障率の低減

3.長時間のバックアップ維持 という、エッジ拠点における極めて高い信頼性を実現します。

3. 非常用電源とバックアップ電源の「黄金構成」

データセンターのBCP対策において、非常 用電源(発電機)とバックアップ電源(UPS/直流電源)は、どちらか一方ではなく「組み合わせ」で考えるのがプロの常識です。

・UPS(PUPSシリーズ等): 停電の瞬間から、発電機が安定稼働するまでの「数分間」を無瞬断で繋ぐ。

・直流電源装置(PRECシリーズ等): 通信ゲートウェイや監視センサーを、数時間〜数日間にわたって維持する。

このハイブリッド構成により、瞬停から長期停電までを隙なくカバーします。

4. 屋外エッジ拠点で選ばれる「プライムセキュリティー」の無停電電源装置UPS・独立電源システム

特に屋外や過酷な環境に設置されるエッジ拠点では、標準的な屋内用UPSは通用しません。

以下の3商品がおすすめです。

① PUPS-B1200S 屋外対応 無停電電源装置

② PUPS-S1KB 屋外対応 無停電電源装置

③ PREC-S8KB 屋外対応 直流電源装置

これらの商品は以下の特徴があります。

・高い耐候性能

・IP54防塵防水性能 (重耐塩塗装を標準仕様)

・特許技術による徹底した熱対策 (優れた放熱性と気密性を実現)

・ FAN、エアコンのない機構設計 (メンテナンスフリーを実現 )

耐候性

四季を通じて気象変化が大きく寒暖差も激しい日本。過酷な環境で通信を守る屋外キャビネットには、高い耐候性能が求められます。

耐熱性

独創的機構設計に基づく徹底した熱対策

動作安定性

NWサーバ用UPSにも採用されているラインインタラクティブ方式を採用し、コスト / 動作安定性/保守性を高次元でバランスさせています。

屋外設置のメリット

高い防水・防塵性能 / 重塩害対応 / 過酷な温度環境への耐性 / 設置自由度の高さ / メンテナンスフリー設計 / バックアップ性能

5. 導入で得られる「4つの経営的メリット」

・業務停止リスクの排除による売上の維持:わずか数秒のダウンタイムが招くシステム停止は、データ破損や復旧作業に伴う多大な機会損失を発生させます。電源によってこのリスクを排除することで、いかなる状況下でも「止まらない体制」を維持し、安定したビジネスサイクルを継続させることが可能になります。

・人命と資産を守るための鉄壁の安全性確保:データセンターの監視や制御が止まらないことは、現場の安全確認を継続できることを意味します。異常時でも状況を可視化し続けることで、二次災害を未然に防ぎ、大切な従業員と資産を守ることができます。

・サプライチェーンにおける揺るぎない信頼の獲得:「不測の事態でもインフラを止めない」という姿勢は、クライアントや地域社会から「リスク管理が徹底された信頼できるパートナー」としての評価を勝ち取る強力な武器になります。

・甚大な復旧コストと資産全損リスクの削減:不意の停電によるサーバー故障は、ハードウェアの買い替えや再構築に多額のコストを発生させます。あらかじめ堅牢な電源装置を導入しておくことは、こうした突発的支出を抑える、最も賢明な経営判断です。

あなたのデータセンターを守るために

無停電電源装置とは、単なるバッテリーではありません。それは、あなたのビジネスと顧客のデータを守る「最後の砦」です。

地震や気象災害は予測できませんが、その瞬間に「止まらない」準備は今すぐ可能です。屋外、寒冷地、酷暑……過酷な現場でも、私たちはあなたのインフラを支え続けます。